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【今月のお話し】
合掌 令和七年の年頭に当り、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
童謡の『お正月』は、子どもの言葉による童謡の作詞を始めたことで知られる東(ひがし)くめが作詞、後輩にあたる滝廉太郎の作曲により、江戸の風習が色濃く残る明治33年に発表されました。
ご存知のように、歌詞の一番は「お正月には 凧あげて こまをまわして 遊びましょう」、二番は「お正月には まりついて おいばねついて 遊びましょう」と、近年目にすることが少なくなった遊びが歌われています。
時代ごとに子どもの遊びは変わりますが、電線が増えたことによって下の錦絵にあるような市中での凧あげは禁止されているそうですね。
世界中の子どもたちが、好きな場所で思う存分遊ぶことができる一年となるよう、願わずにはいられません。
皆さまのご多幸を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。再拝
令和七乙巳歳 元旦