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【10月のお話し】
今年に入り、経験したことのない大雨といった表現を何度となく見聞きするようになりました。
豪雨で被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。さて、森羅万象を聖なる神として祀る古代人は、命の源である水もまた、カミとして信仰してきました。
ご存知のように、カミには、私たちに災いをもたらす一面(あらみたま)とご利益を施してくださる一面(にぎみたま)とが同居しておりますので、その祀り方や拝む作法には口伝が多いものです。
一例を挙げるならば、水神さまの代表格として奈良県の丹生川上神社に祀られるミツハノメノカミは、井戸の神さまとしても知られており、井戸を埋める際には、息抜きのために節を抜いた竹を刺しておくといった特別な作法がありましたが、水道の普及とともに忘れ去られました。
豊かな恵みを施しくださる大自然の神々に感謝を捧げる秋の到来です。
合掌


