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【1月のお話し】
合掌 令和八年午歳の年頭に当り、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
高野山の寺院では、大切な行事の際、山門の両側に朱塗りの木桶に水を張った馬盥(ばたらい)と杉葉を丸く飾った杉盛(すぎもり)という見慣れない飾りを出します。
草鞋を履いて旅した時代を思い合わすならば、木桶は道中汚れた手足を洗い清めてから寺を参拝したことに由来するものでしょうが、中世以降の高野山の塔頭寺院が大名家との寺檀関係を結ぶようになったことで、手水の用途から殿様を乗せた馬の飲み水に、清めの杉葉が馬の食事へと変わっていきました。
古代より人々の暮らしを支えてきた馬のように、少しでも周りの方々のお役に立てる一年としたいものです。
皆さまのご多幸を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。再拝
令和八丙午歳元旦


