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【3月のお話し】
古代朝廷の祭祀や宮殿の造営を担った忌部氏(いんべうじ)は、同じ祭祀氏族である中臣氏(なかとみうじ)が天智天皇より藤原姓を賜わり朝廷内の権力を掌握していくことで、次第にその地位を失いました。
一方で、忌部を名乗る朝廷の職能集団(品部ともべ)のなかでも、阿波の忌部は、麻布や木綿を朝廷に納めていたとされ、黒潮に乗って東へ移住していったと伝わります。
千葉県南部に定住した阿波忌部氏がその地に麻を植えたところ良く育ったことから、古代日本語で麻を意味する総(ふさ)が下総などの地名の由来とされる説もあるそうですね。
安房忌部の祖神を祀る館山市の安房神社は、一族のルーツを残そうとした願いの結晶です。
先祖供養には、今を生かされている私たちが、先祖のお人柄や功績などを語り継ぐ意味もあるのです。
合掌


