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【8月のお話し】
『仏説盂蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)』でお釈迦さまは、ご先祖さまのためにたくさんの食べ物や飲み物を供養することに加えて、「生きている両親については、病気をせずに百歳まで健康に長生きし、あらゆる苦悩がないように」供養せよ、と説かれます。この教説が典拠となったのかどうかは確証がありませんが、一昔前までのお盆には、両親や目上の方の長寿を願って、おこわを蓮の葉で包んだ荷葉飯(かようめし)や、刺鯖(さしさば)と呼ばれる背開きにした鯖の干物をお膳に調えてもてなす「生御霊(いきみたま)」の風習も併せて営まれていました。
山科教言(やましなのりとき)の『教言卿記』に「応永十二年(1405)七月十五日晴、(中略)蓮葉飯事。子孫賞翫、珍重々々。」とあります。現代におけるお中元のルーツですね。
合掌


