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11月のお話

今月は毘沙門天さまの子宝の功徳についてご紹介いたします。


唐の貞観20年(646)玄奘(げんじょう)三蔵(さんぞう)法師によって著された『大唐(だいとう)西域記(せいいきき)』巻十二に、シルクロード沿いにあった仏教国、瞿薩旦那(クスターナ)国(漢訳では于寘(ウテン)国、コータン国とも。現在の新疆(しんきょう)ホータン周辺)の建国伝説が見られます。


昔々、子宝に恵まれなかった瞿薩旦那(クスターナ)国の王様が毘沙門天廟(びょう)で祈ったところ、尊像の額が割れて中から子どもが出てきました。喜んだ王様はその子どもを王宮に連れ帰りましたが、困ったことにお乳を飲みません。そこで、王様が再度毘沙門天に祈ったところ、地面が膨らんで乳のようになり、これを子どもが飲んで成長したといいます。


こうした伝説から、瞿薩旦那(クスターナ)国の王様は毘沙門天の子孫であるとの信仰が起こり、後に唐の属国となった瞿薩旦那(クスターナ)国の旧領土には毘沙州の名が後世まで残ることとなったそうです。


財福や北方の守護に限らず、様々な功徳をいただける毘沙門天さま。お気軽にご参拝いただき、ご利益を頂戴して下さい。                   再拝



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