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8月のお話し

ようこそお参り下さいました。今月はお盆の歴史について調べてみました。


さて、お盆にご先祖さまをお迎えする現在のような習慣は、いつごろから始まったことなのでしょう。


お盆が文献に初めて記されるのは『日本書紀(にほんしょき)』推古(すいこ)14年(606)の記述とされます。飛鳥時代の初め、聖徳太子が活躍した頃には各地のお寺でお盆の祭壇を設けるようになったそうです。


次いで平安時代、藤原実資(ふじわらのさねすけ)の『小右記(しょうゆうき)』康和(こうわ)5年(1103)によれば、当時の貴族たちはお盆の時期、お供え物をお寺に送ることで先祖を供養していました。


鎌倉時代に入ると、藤原定家(ふじわらのていか)の『明月記(めいげつき)』寛喜(かんぎ)2年(1186)に民家では高灯篭(たかとうろう)を立てて霊魂を迎える例が紹介されおり、さらに室町時代では、中原師守(なかはらのもろもり)の『師守記(もろもりき)』貞和(じょうわ)5年(1349)に、墓参りの後に家の中でそれぞれの先祖へお膳をお供えしたと記録されています。


このように、自宅に先祖を迎える盆行事は鎌倉時代から、さらにお墓もお参りする風習は室町時代から始まったことを皆さまとご一緒に見てまいりました。


本日のご参列、有り難うございました。合掌



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