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9月のお話し

連日の熱戦が続いたパリオリンピックも閉幕しました。期間中灯されていた聖火は、ギリシャ南部のオリンピアにある古代オリンピア競技場と神殿の遺跡で太陽の光を集めて採火されたそうですね。

一方で、日本の聖火信仰については、比叡山や高野山などで灯され続ける不滅の法灯が良く知られておりますが、他にも立石寺や羽黒山奥の院などでも明治期まで聖なる火が燃やし続けられていたことはあまり知られておりません。

ちなみに、古来の聖火は煌々と燃える炎ではなく、炉に大榾(おおほた・太い薪のこと)が焚き継がれるもので、厳島神社の別当寺であった大聖院霊火堂の「消えずの火」だけが1,200年以上消えることなく、昔ながらの炉火として今なお焚き継がれております。この聖火については、八幡製鉄所の溶鉱炉や平和記念公園の平和の灯火の種火になっていることでご存知の方も多いことでしょう。

日本の聖火は、参拝する人ごとの願いを智慧の光明に変えて、今日も燃え続けています。合掌


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