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9月のお話し

日本曹洞宗の開祖道元禅師さまは、わずか3歳でお父さまを、さらに8歳でお母さまを亡くされました。出家の後、各地で厳しい修行を積まれた禅師さまは、福井県に禅の修行道場である永平寺を開かれます。永平寺の厳しさは「永平寺の家風は非常に厳しい、半端な気持ちで山門をくぐることは許さない。」「それでも永平寺の山門は常に開け放しておく、求道心があるならいつでも入ってきなさい。」と山門に掛けられた一対の聯(れん)に凝縮されています。また、自然を詠んだ歌の多いことでも知られる道元禅師さまは、建長5(1253)年の中秋の名月に詠じた「またみんとおもひし時の秋だにも 今宵の月にねられやはする」が辞世の歌となり、9月29日(旧暦8月28日)に示寂されました。道元禅師さまは、厳しい修行と自然の姿に禅の境地を確立されたのでしょう。冬の永平寺は他を寄せ付けない厳俊さを感じさせますが、秋の境内は禅師さまの愛された谷川の響きと紅葉の彩りとが満ち満ちております。合掌


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