トピックス

2023.06.20

6月16日 夏安居

6月16日(金曜日)午後4時より当山僧侶30名以上が出席し、安居会を営みました。

 

当山では、ほどがや脳神経外科クリニックの日暮雅一院長を講師に迎え、夏安居を営みました。

 

夏安居とは、インドでは雨季の間外出すると、虫を殺したり草木の若芽を踏んだりする恐れがあったことから、僧侶たちが一か所に定住して修行に専念していたことに由来します。

 

当日は『脳神経外科医がみる死生観』と題し、看取り期に現れる臨死体験などが脳の働きによるものであり、その現象はアルツハイマー病や癌などの症状により異なることなど、具体例を挙げながらご講義いただきました。

 

死に携わる宗教者の役割について深く考えさせられた一日でした。

先生には懇切丁寧なご教授をいただき、有り難うございました。 合掌

2023.06.20

6月15日 青葉まつり

6月15日(水曜日)午後1時00分より本堂にて真言宗 宗祖降誕会を厳修いたしました。

 

真言宗を開かれた弘法大師空海さまは、宝亀五年(七七四)六月十五日にお生まれになりました。

本堂にて、お大師さまのご誕生を祝い法要を営みました。

ご参列いただいた皆様に赤飯をお接待致しました。

多数のご参列、有り難うございました。合掌

 

2023.06.03

睡蓮の花が咲きました

3階の水鉢では睡蓮が白い花を咲かせております。

今年は紫陽花の花を浮かべて、皆様のお参りをお待ちしております。

2023.06.01

6月のお話し

【今月のお話し】

山形県のほぼ中央部に位置する出羽三山は、月山・湯殿山・羽黒山の総称で、古くより熊野三山に比肩する霊山として信仰を集めてきました。千葉県は出羽三山信仰が盛んな地域として知られており、ある集計では三山碑の数が山形県に次ぐ第2位の128基で、出羽三山信仰に関する県内最古の石碑は寛永5(1628)年に建立された供養塔であることからも、その分布範囲の広さと継続性に特徴があるのだそうです。写真のような三山碑をご覧になったことのある方も多いことでしょう。今なお三山講・奥州講・八日講などの名称が残る出羽三山の講では、出羽三山の参詣を果たした人は行人(ぎょうにん)と呼ばれ、集落内の虫送りや雨乞いなどの宗教的な役割を果たし、行人が亡くなった時には二番葬礼など独自の葬儀が営まれていたと古老より伺いました。6月1日は湯殿山の山開きが営まれます。中腹にある湯殿山神社は「語るなかれ」「聞くなかれ」といわれ、本宮は撮影禁止、裸足で参拝する神秘的な境内です。非日常の聖地を一度ご参拝されてはいかがでしょう。合掌

2023.05.20

5月10日 旧正御影供

5月10日(水曜日)13時より旧正御影供を本堂にて厳修致しました。

 

 

職衆には真言宗5名の僧侶が出仕いたしました。

 

 

 

 

ご参列有り難うございました。合掌

2023.04.29

5月のお話し

奈良時代初頭に民衆から菩薩と崇められた僧行基(ぎょうき)は、人々のために貯水池や井戸を掘り、橋を架けるといった菩薩行に精進されたと伝わります。周囲の方々のお役に立ちたいと願い、実践することが菩薩行の徳目の一つです。

さて、五月の異称であるサツキと英語のメイちゃんが活躍するアニメ『となりのトトロ』の中で、姉妹が井戸の水を汲むノスタルジックなシーンが描かれます。生活用水として井戸を使っていらしたり、野菜や飲み物などを洗ったり冷やしたりされたご記憶のある方もいらっしゃることでしょう。アニメの舞台となった昭和30年代以降は、電動ポンプや水道の普及によって、手押しポンプのある風景が姿を消していったのだそうです。このたび当山では災害用井戸の新設にあたり、停電時を想定して手押しポンプを選定いたしましたので、どうぞお子さま方と井戸水を汲む体験をしてお楽しみいただけたらと存じます。合掌

2023.04.23

旧正御影供のご案内

当山におきましては、下記の日程にて旧正御影供を営みます。

旧正御影供は、真言宗の宗祖弘法大師空海さまが高野山奥之院にご入定された

旧暦3月21日に、日頃からご加護を頂戴していることに感謝する法要です。

当日は真言宗各派僧侶による大法要の後、高野山の銘菓をお接待いたしますので

是非とも平服にてご参拝下さいますようご案内申し上げます。

 

日時:令和5年5月10日(水曜日)午後1時~

2023.04.11

4月8日 佛生会(花まつり)

4月8日(土曜日)11時より佛生会を本堂にて厳修致しました。

佛生会は仏教を開かれたお釈迦さまのお誕生日をお祝いする法要です。

 

 

職衆には真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕

 

 

 

 

多数のご参拝、ありがとうございました。合掌

2023.04.03

4月のお話

初唐の詩人、劉希夷(りゅうきい 651~679?)の「白頭を悲しむ翁に代わる」(白髪になった身を嘆く老人に代わってその気持ちを詠じた詩)に、「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」の有名な一節があります。「年ごとに花は同じように咲くけれども、この花を眺める人は年ごとに変わっているのだ」といった意味になりましょうか。解説書によれば、人の容姿や栄華、大自然の無常を詠んだ詩なのだそうです。この「無常」という仏教語は、仏陀の説く「ありとあらゆるものは永続性が無く、移り変わって少しもとどまらないこと」を意味しますが、日本においては特に滅びの哲理として「無常」の概念が受け入れられ、『平家物語』の「祇園精舎の鐘の声…」や、鴨長明『方丈記』の「ゆく河の流れは絶えずして…」などに代表される中世文学にも「無常」の観念は色濃く投影されました。

マスクの着用も個人の判断に委ねられるようになりました。まさに「無常」です。お互いの笑顔を見ながら季節の花々を楽しみたいですね。合掌

2023.03.27

3月18.19.21日 春季彼岸会

3月18日(土)、19日(日)の午後1時、21日(火)午前10時、午後1時の4座厳修致しました。

 

 

職衆として18日、19日は真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕

21日は浄土宗、浄土真宗本願寺派、大谷派の僧侶が出仕しました。

  

 

 

ご参列いただいた皆様に季節の炊き込みご飯をお接待致しました。

  

 

多数のご参列ありがとうございました。合掌