トピックス

2023.08.19

8月 盂蘭盆会

8月16日(水曜日)午前10時、正午、午後2時、午後4時より副本堂にて盂蘭盆会を厳修致しました。

職衆には真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕。

400名を超える多くのご参拝者にご参列お焼香を頂きました。

多数のご参列有り難うございました。合掌

2023.08.03

8月のお話し

お盆になると、賽の目に刻んだナスやキュウリに洗米を混ぜた、水の子や水の実などと呼ばれるものを蓮の葉やイモの葉の上にのせて供える地域があります。平安時代に書かれた『小右記』に「拝瓫(はいぼん)了って寺々に頒け遣わす」とあるように、当時のお盆供養では、水の子を瓫(ほとぎ)と呼ばれる器に入れて供えていました。『広辞苑』によると、「瓫」は「酒や水などを入れた,胴が太く口の小さい土器」とあります。平安時代には、亡くなってから日の浅い霊魂は、まだ祟りやすい荒魂(あらみたま)としておそれられたため、殯(もがり)という墓地の施設の中に封鎖しておくべきものでした。こうした考えから、お盆の時期に帰ってこられた先祖の霊には瓫の中に入っていてもらいたいとの願いがあったことでしょうし、特に新仏を迎える精霊棚は杉や桧の葉で囲ってあるものが今に伝わるのでしょう。お盆は、亡くなったご先祖さまに対する追慕の情とおそれの念とが共存する行事なのですね。合掌

2023.07.20

8月盂蘭盆会のご案内

当山では、下記の日程にて8月盂蘭盆会を営みます。

当日は仏教各宗の僧侶による大法要の中で施主さまとご戒名を読み上げますので

ご供養をご希望の方は寺務所までお知らせくださいませ。

皆さまには是非とも平服にてご参拝下さいますようご案内申し上げます。

日時 令和5年8月16日午前10時~、正午~、午後2時~、午後4時~

2023.07.20

7月16日 盂蘭盆会

7月16日(日曜日)午後1時より副本堂にて盂蘭盆会を厳修致しました。

職衆には真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕。

多くのご参拝者にご参列お焼香いただきました。

多数のご参列有り難うございました。合掌

2023.07.07

7月盆の御案内

当山では、下記の日程にて盂蘭盆会(七月盆)を営みます。

かねてご案内のとおり、本年より7月盆と8月盆において合同盆供養を営むことといたしました。

当日は、仏教各宗の僧侶による大法要の中で施主さまとご戒名を読み上げますので、ご供養を希望される方は寺務所までお知らせくださいませ。

皆さまには是非とも平服にてご持参下さいますよう、ご案内申し上げます。 再拝

 
日時  7月16日(日曜日)午後1時より一座

2023.07.06

毘沙門天王祭のお話し

【毘沙門天王祭のお話し】
本日は年に一度の大祭にあたる毘沙門天王祭にようこそお参り下さいました。
さて、本日は仏さまの持ち物やお姿の違いについてご紹介いたします。皆さまが目にされる毘沙門天さまは、その多くが、長い鉾や仏塔を手にされていることでしょう。長い鉾には、毘沙門天さまが仏界の北門を守る門番の意味があります。また、仏塔は仏さまとその教えの象徴ですから、毘沙門さまの異名である多聞天、つまり仏さまの教えを多く聞かれたことを表わしているのです。これに対し当山の毘沙門天さまは左の手に三鈷杵という仏具を持ち、右手を腰に当てておられます。三鈷杵には魔物除けなどの意味があり、腰に当てた右手には、この毘沙門天さまが財福のご利益を象徴する如意宝珠そのものであるという意味があります。如意宝珠は大海に住まう龍の王が持つ珠といわれ、財福や幸福など私たちの願いのままに授けて下さる有り難い功徳があると伝えられます。当山にお祀りする毘沙門天さまは、災いを除け、財福を授けて下さる仏さまなのですね。本日は皆さまの厄を払い、たくさんのご利益をいただけますよう、心よりご祈祷致しました。ご参拝、有り難うございました。合掌

2023.07.06

7月のお話し

京都の祇園祭(ぎおんまつり)は、明治以前には祇園会(ぎおんえ)、中世以前には祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれておりました。御霊とは、早良親王(さわらしんのう)や伊予親王(いよしんのう)などの無実の罪を着せられて亡くなった方々のことで、その魂が悪鬼となって天災や疫病などをもたらすと信じられていたそうです。貞観5年(863)には咳風邪の大流行により多数の死者が発生し、また、その後も富士山や阿蘇山の噴火、大地震と津波などの天災が国中を襲います。そこで朝廷は、災いの終息を願って当時の国数と同じ66本の鉾を作り、御霊の依り代としました。そして、八坂神社から神泉苑に鉾を祀った神輿を送り、悪鬼となった御霊を神泉苑の池に流して清める御霊会が始められたのです。今年の祇園祭では前祭(さきまつり)が7月16日、後祭(あとまつり)が7月24日に豪華な山鉾が巡行します。「水に流す」の慣用句は、文字通りの呪術的な意味を持っていたのですね。合掌

2023.06.23

6月21日 人形供養祭

6月21日(水曜日)午後4時から副本堂にて人形供養祭を厳修いたしました。

 

 

皆さまが大切にされてきた人形やぬいぐるみを心よりご供養いたしました。

 

2023.06.20

毘沙門天王祭のご案内

当山では毘沙門天の縁日に合わせ下記のとおり毘沙門天王祭を厳修いたします。

当日は真言宗各派の僧侶が出仕し、ご参列いただいたお一人お一人に住職よりご祈祷いたします。

なお、当日は精進カレーのお接待がございますので、皆様には是非とも平服で

お参り下さいますようご案内いたします。

 

日時:令和5年7月3日(月曜日)午前11時~

2023.06.20

6月16日 夏安居

6月16日(金曜日)午後4時より当山僧侶30名以上が出席し、安居会を営みました。

 

当山では、ほどがや脳神経外科クリニックの日暮雅一院長を講師に迎え、夏安居を営みました。

 

夏安居とは、インドでは雨季の間外出すると、虫を殺したり草木の若芽を踏んだりする恐れがあったことから、僧侶たちが一か所に定住して修行に専念していたことに由来します。

 

当日は『脳神経外科医がみる死生観』と題し、看取り期に現れる臨死体験などが脳の働きによるものであり、その現象はアルツハイマー病や癌などの症状により異なることなど、具体例を挙げながらご講義いただきました。

 

死に携わる宗教者の役割について深く考えさせられた一日でした。

先生には懇切丁寧なご教授をいただき、有り難うございました。 合掌