トピックス

2023.04.23

旧正御影供のご案内

当山におきましては、下記の日程にて旧正御影供を営みます。

旧正御影供は、真言宗の宗祖弘法大師空海さまが高野山奥之院にご入定された

旧暦3月21日に、日頃からご加護を頂戴していることに感謝する法要です。

当日は真言宗各派僧侶による大法要の後、高野山の銘菓をお接待いたしますので

是非とも平服にてご参拝下さいますようご案内申し上げます。

 

日時:令和5年5月10日(水曜日)午後1時~

2023.04.11

4月8日 佛生会(花まつり)

4月8日(土曜日)11時より佛生会を本堂にて厳修致しました。

佛生会は仏教を開かれたお釈迦さまのお誕生日をお祝いする法要です。

 

 

職衆には真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕

 

 

 

 

多数のご参拝、ありがとうございました。合掌

2023.04.03

4月のお話

初唐の詩人、劉希夷(りゅうきい 651~679?)の「白頭を悲しむ翁に代わる」(白髪になった身を嘆く老人に代わってその気持ちを詠じた詩)に、「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」の有名な一節があります。「年ごとに花は同じように咲くけれども、この花を眺める人は年ごとに変わっているのだ」といった意味になりましょうか。解説書によれば、人の容姿や栄華、大自然の無常を詠んだ詩なのだそうです。この「無常」という仏教語は、仏陀の説く「ありとあらゆるものは永続性が無く、移り変わって少しもとどまらないこと」を意味しますが、日本においては特に滅びの哲理として「無常」の概念が受け入れられ、『平家物語』の「祇園精舎の鐘の声…」や、鴨長明『方丈記』の「ゆく河の流れは絶えずして…」などに代表される中世文学にも「無常」の観念は色濃く投影されました。

マスクの着用も個人の判断に委ねられるようになりました。まさに「無常」です。お互いの笑顔を見ながら季節の花々を楽しみたいですね。合掌

2023.03.27

3月18.19.21日 春季彼岸会

3月18日(土)、19日(日)の午後1時、21日(火)午前10時、午後1時の4座厳修致しました。

 

 

職衆として18日、19日は真言宗、日蓮宗、曹洞宗の僧侶が出仕

21日は浄土宗、浄土真宗本願寺派、大谷派の僧侶が出仕しました。

  

 

 

ご参列いただいた皆様に季節の炊き込みご飯をお接待致しました。

  

 

多数のご参列ありがとうございました。合掌

2023.03.24

花まつり(佛生会)のご案内

当山では下記のとおり、お釈迦さまの誕生日をお祝いする花まつり(佛生会)を営みます。

当山ロビーでは法要に先立つ4月5日(水)より、色とりどりの花々で飾られた花御堂にお祀りしたお釈迦さまに、甘茶を潅いでお参りいただけます。

8日までの期間中は甘茶をお接待しておりますので、お子様の健やかなご成育やご家族のご多幸を願って是非ともご参列下さい。

 

日時:4月8日(土曜日) 午前11時より

2023.03.06

3月のお話

桜の開花予想が新聞やテレビで聞かれるようになると、奈良の薬師寺では平安時代より続く花会式(はなえしき)が近づいてきます。

椿や梅・桜・桃・牡丹など、和紙で作られた色とりどりの造花がお供えされることでご存知の方も多いことでしょう。

この法要では、世の災害や凶作は人々の犯す罪とけがれのもたらす結果であるとする古代の信仰に基づいて僧侶たちが人々に代わって懺悔の修行をすることで罪とけがれをはらい、国家の繁栄と五穀豊穣を祈るのです。

旧暦二月は春の農耕の始まる季節にあたることから、稲作農家ではこの時期に一年の豊作を

あらかじめ祝う儀式を行っていました。この儀式では農耕を守る祖先の霊を迎えるために、祖先の依り代として

御幣の替わりに仏前に造花を立てていました。この飾りが家から寺院へと場所を移し、次第に古式ゆかしい

花会式となっていったのでしょう。

本年春の彼岸会は3月18日(土)13時~、3月19日(日)13時~、3月21日(火)10時~と13時~との

合計4座お勤めいたします。ご家族揃ってどうぞご参拝下さい。

2023.02.23NEW

春季彼岸会のご案内

当山におきましては、下記の日程にて春季彼岸会を営みます。

当日は仏教各宗の僧侶による大法要の中で施主さまとご戒名を読み上げますので、ご供養を希望される方は寺務所までお知らせくださいませ。また、ご参列の方には季節の炊き込みご飯をお接待いたしますので、皆さまには是非とも平服でお参り下さいますようご案内いたします。  合掌

期日

3月17日(日曜日)午前11時~、午後1時~

3月20日(水曜日)午前11時~、午後1時~

3月23日(土曜日)午前11時~、午後1時~

2023.02.20

2月15日 涅槃会

2月15日(水曜日)13時より本堂にて涅槃会を厳修いたしました。

 

曹洞宗の僧侶が『涅槃経』を唱え、お釈迦様のご遺徳を偲びました。

 

ご参列いただいた皆様に白玉ぜんざいをお接待致しました。

 

多数のご参列、有り難うございました。合掌

 

2023.02.11

2月3日 節分会

2月3日(金曜日)午前11時より副本堂にて節分会を厳修いたしました。

  

 

真言宗の五僧が出仕いたしました。

 

ご参列いただいた皆様に厄除け大根をお接待致しました。

 

ご参列有難うございました。合掌

 

2023.02.02

2月のお話し

冬の関東地方は空気の乾燥した日が続きますが、ご自宅にウィルスを持ち込まないよう

玄関に消毒用のアルコールを置かれる方も多いことでしょう。疫病などの災いが

家の中に入ってこないようにと魔除けのため、小正月や節分の頃、柊の枝に鰯の頭を

刺した柊鰯(ひいらぎいわし)を玄関などに飾る風習は、関西や関東の広い範囲に伝わります。

柊鰯には、鰯の臭いに釣られてやってきた鬼の目を柊の尖った葉で突く、鰯の嫌な臭いと

柊の葉にある棘で鬼を払う、などの言われがあるそうですね。

一風変わった魔除けの例としては、少し前まで千葉県南房総市や鋸南町などの漁師町に

鬼の顔を描いた蟹の甲羅を玄関に掛ける蟹殻掛け(かにがらかけ)の風習が残っておりました。

 

当山では2月3日11時より、皆さまの除災招福を祈って節分会を営みます。

当日は厄除け大根のお接待がございますので、どうぞお気軽にご参拝下さい。合掌