トピックス

2024.04.09NEW

4月8日 佛生会(花まつり)

4月8日(月曜日)11時より花まつり(佛生会)を副本堂にて厳修致しました。

佛生会は仏教を開かれたお釈迦さまのお誕生日をお祝いする法要です。

職衆には真言宗、日蓮宗、臨済宗の僧侶が出仕

ご参列いただいた皆様には甘茶と御菓子をお接待致しました。

 

多数のご参列ありがとうございました。合掌

2024.04.03

旧正御影供のご案内

当山におきましては、下記の日程にて旧正御影供を営みます。

旧正御影供は真言宗の宗祖弘法大師空海さまが高野山奥之院にご入定された

旧暦3月21日に、日頃からご加護を頂戴していることに感謝する法要です。

当日は真言宗各派僧侶による大法要の後、高野山の銘菓をお接待いたしますので

是非とも平服にてご参拝下さいますようご案内申し上げます。

日時:令和6年4月29日(月曜日)午後1時~

2024.04.01

4月のお話し

奈良時代、東大寺の大仏を作る責任者であった行基は、勧進聖(かんじんひじり)と呼ばれる半僧半俗の民間宗教者たちを組織することで、造立にかかる莫大な資金を集めました。こうした民間宗教者を聖(ひじり)といいます。生業を捨て寒暑飢餓の苦痛を伴う諸国遊行の聖たちは、人生の不幸は前世の因縁と死霊のたたりであると民衆に説きました。それゆえ、自分たちに代わって苦しい修行をする聖の勧進に協力することは、贖罪であると同時に、前世や先祖への功徳を積むことであると信じられたのです。
その一方で、期間を限って巡礼の旅に出ることや、山岳修行をすることもまた、同じ効果があるとされました。四国霊場を巡礼するお遍路さんの姿が死に装束であることは、巡礼を死出の旅に出ることになぞらえて、道中の厳しい修行によって罪が清められ、生まれ変わって社会に戻ることを意味します。温かい季節となり、各地の霊場では巡礼の方々が持つ鈴の音がチリンチリンと響いていることでしょう。

2024.03.30

3月17日 20日 23日 春季彼岸会

3月17日(日)、20日(水)、23日(土)の各日とも午前11時、午後1時の合計6座厳修致しました。

職衆として真言宗、浄土真宗本願寺派、浄土真宗大谷派の僧侶が出仕しました。

ご参列いただいた皆様に季節の炊き込みご飯をお接待致しました。

多数のご参列ありがとうございました。合掌

2024.03.16

佛生会(花まつり)のご案内

当山では下記のとおり、お釈迦さまの誕生日をお祝いする佛生会(花まつり)を営みます。

当山ロビーでは法要に先立つ4月5日(水)より、色とりどりの花々で飾られた花御堂にお祀りしたお釈迦さまに、甘茶を潅いでお参りいただけます。

8日までの期間中はご参拝の皆さまに甘茶と子供用のお土産をお接待しておりますので、お子様の健やかなご成育やご家族のご多幸を願って是非ともご参列下さい。

日時:4月8日(月曜日) 午前11時より

2024.03.02

3月のお話し

今年のNHK大河ドラマの主人公、紫式部が活躍した平安時代中期には、平安京の京域内にお墓を作ることが律令によって禁止されていたことから、都の東にある鳥辺野(とりべの)や北の蓮台野(れんだいの)、西の化野(あだしの)などの葬地は、遅くとも11世紀後半には確定されていました。
とはいえ、これらの葬地は、あくまでも天皇家や貴族などの特権階級に限ったことです。芥川龍之介の『羅生門』に描かれるように、当時の都に暮らす市民は遺体を周辺の野山や川などに遺棄することが多かったため、庶民の墓地が発見されることは極めて少ないようです。さて、物語の舞台となる平安時代中期の藤原家一門は、鳥辺野で荼毘に付されて宇治木幡(うじ・こはた)の浄妙寺に埋葬されました。浄妙寺は室町期に廃絶し、今では道長の墓所も不明となりましたが、『源氏物語』行幸(みゆき)巻にある「十六日 彼岸の初にて いとよき日なりけり」などの文を目にしますと、藤原北家の出身ともされる紫式部がお彼岸に木幡をお参りされたのかなど、想像するだけでもワクワクしますね。合掌

2024.02.23

春季彼岸会のご案内

当山におきましては、下記の日程にて春季彼岸会を営みます。

当日は仏教各宗の僧侶による大法要の中で施主さまとご戒名を読み上げますので、ご供養を希望される方は寺務所までお知らせくださいませ。また、ご参列の方には季節の炊き込みご飯をお接待いたしますので、皆さまには是非とも平服でお参り下さいますようご案内いたします。合掌

日時

3月17日(日曜日)午前11時~、午後1時~

3月20日(水曜日)午前11時~、午後1時~

3月23日(土曜日)午前11時~、午後1時~

2024.02.19

2月15日 涅槃会

2月15日(木曜日)13時より副本堂にて涅槃会を厳修いたしました。

曹洞宗の僧侶が『涅槃経』を唱え、お釈迦様のご遺徳を偲びました。

ご参列いただいた皆様に白玉ぜんざいをお接待致しました。

多数のご参列、有り難うございました。合掌

2024.02.06

2月3日 節分会

2月3日(金曜日)午前11時より副本堂にて節分会を厳修いたしました。

真言宗の五僧が出仕いたしました。

ご参列いただきました皆様の家内安全・開運厄除のご祈願を行い、

ご祈祷いたしました福豆と厄除け大根をお接待致しました。

大変多くのご参列有難うございました。 合掌

2024.02.01

2月のお話し

子丑寅と続く十二支(じゅうにし)は、甲乙丙と続く十干(じっかん)と共に時間や方位、暦などに用いられてきました。この十二支を日に当てはめたときに、その月の最初の子(ね)の日を初子(はつね)、寅の日を初寅(はつとら)などと呼びます。さて、京都の伏見稲荷大社は、五穀豊穣や商売繫昌、家内安全などのご利益があり、全国に3万社ある稲荷社の総本宮として崇敬を集めております。祭神の稲荷大神(いなりのおおかみ)が2月の初午(はつうま)に伏見稲荷大社にご鎮座されたことから、例年2月の初午大祭は境内に入りきれないほど多くの参詣者でにぎわいます。なお、稲荷神のお使いである狐は油揚げが好物とのことから、甘辛く味付けした油揚げをのせたうどんのことをきつねうどん、酢飯や混ぜご飯などを詰めたお寿司をお稲荷さんや稲荷寿司などと呼ぶようになったそうです。
今年は2月12日が初午にあたりますので、近所の稲荷神社を参拝し、稲荷寿司を召し上がって稲荷神さまの御神徳をいただけるよう願う地域もあるようですね。合掌